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当院では、下肢静脈瘤や痔、皮ふ腫瘍などに対して、日帰り手術を行っています。
実際の手術当日の流れをご紹介します。(下肢静脈瘤血管内治療、午前中手術の場合です。)
朝、8:30頃に来院していただきます。
2階受付にて、手術同意書、麻酔同意書、感染症の書類3通を提出していただきます。記入漏れがないかどうかの確認をいたします。
(当日は、事前にご購入いただいた弾性ストッキングを忘れずに持参してください)
診察室にて、体調の確認などを行ったのち、まずは、エコー検査にて、焼灼する血管の走行をマジックで印をつけます。(時間は5〜10分程度です)
当日も、不安定や疑問点などがあれば、遠慮なくお申し出ください。
その後、1階の手術室ゾーンへ移動していただきます。
一般病院の病室のような、個室の回復室が2部屋あります。鍵付きのロッカーも回復室内へ設置してあります。
同伴の方とともに、ご利用いただけます。
手術着に着替えていただいた後、手術室へ移動していただきます。
手術台にて、腕から点滴をとります。その後に、胸に心電図のシールをはったり、指先に体の酸素濃度を測定する機械をつけます。(原則、おしっこの管はいれません。)
酸素マスクもしていただきます。
これで、手術前の準備はほぼ完了です。
実際の手術に当たっては、患者さんの状態に応じた鎮静薬や鎮痛薬を使用します。手術開始前には寝ていただきます。鎮静状態を確認したのち、足の消毒などの準備を開始します。
寝た状態で、手術をお受けいただきます。
手術が終了したら(血管内焼灼術)、焼灼した血管の走行にそって、ガーゼをあてて、硬めの包帯を巻いていきます。
包帯の上から、弾性ストッキングを履いていただきます。
意識状態がある程度はっきりしたことを確認した後、手術室から、歩いて、個室待合室まで移動していただきます。
その後、1〜2時間程度休息していただきます。全身状態の確認を行ったのち、特に問題なければ、着替えた後、2階へ移動していただきます。
診察室にて、手術の内容を説明いたします。術後のお薬もお渡しいたします。
受付にてお会計をしていただいて終了です。(大体11~12時頃)
手術当日は、車、自転車、バイクの運転はできません。
© 医療法人花乃羅会 ふじもとクリニック