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臀部の粉瘤は、手術後の安静が重要です。
どうしても、座ったりすることで、キズに緊張がかかるので、
他の場所にくらべると、手術後のキズのトラブルがおこる可能性が高くなります。
一番多いのは、術後数日以内におこる血腫です。キズの下に血液がたまり、
急にキズが痛くなったり、赤く腫れます。
程度にもよりますが、ひどい場合には、再度キズの部分に麻酔をして
キズをひらいて、血腫を取り除く処置をします。
血腫が取り除かれれば、キズは治っていきますが、血腫がなかった場合と
比べると、治るのに時間がかかります。程度にもよりますが、数週間かかる
こともありえます。
ですので、臀部の粉瘤は、手術をする場合には、なるべく小さいサイズの時に
したほうが、手術後のトラブルがおこる可能性を避けられます。
また、手術後は最低でも3.4日程度は、ゆっくり座るなど、なるべくおしりに
緊張がかからないように意識して行動することが、必要になってきます。
© 医療法人花乃羅会 ふじもとクリニック