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熱中症とは
体内での熱産生と熱放散のバランスが崩れて、体温が著しく上昇した状態です。
程度にもよりますが、めまい、たちくらみ、生あくび、大量の発汗、喉のかわき、筋肉痛、頭痛、倦怠感、高体温などの症状を認めます。
重症度に応じてⅠ、Ⅱ、Ⅲ度に分類されています。
Ⅰ度(軽度) … 現場にて対処可能な状態
Ⅱ度(中等症)… 速やかに医療機関での受診が必要な状態
Ⅲ度(重症) … 採血などを行い、入院治療が必要な状態
熱中症の発症時期は、梅雨が明ける7月中旬から8月上旬にかけてピークがあり、
発症時間は、12時から15時ころの時間が最も多いです。
熱中症になりやすいのは、気温が高い時だけではありません。
湿度が高かったり、風が弱かったり、地面からの照り返しが強かったりする時も注意が必要です。
熱中症は、夏の暑い時に、屋外に長時間出ているときに、なりやすいイメージがあります。
しかし、最近は、屋内での発症頻度が増えています。
屋内にいるときでも、室温への配慮と適切な水分・塩分補給が重要です。
© 医療法人花乃羅会 ふじもとクリニック