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ふじもとクリニック

  • 〒814-0012 福岡市早良区昭代3丁目5-20
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ふじもとクリニック

粉瘤(ふんりゅう)について

(当院では、可能な限り、当日手術対応しております。)

 

アテローム、アテノーマともいわれます。

 

皮膚の下に袋状の構造物ができて、皮膚の垢や皮脂が袋の中にたまってできた腫瘍のことです。病理学的には、表皮嚢腫と呼ばれます。

 

腫瘍中央の皮膚開口部より、細菌が侵入して化膿することがあり、この場合は、炎症性粉瘤と呼びます。そのような状態になると、抗生物質の内服では不十分なことが多く、まずは、表面を少し切開して排膿します。炎症の状態が落ちいてから、根治のための摘出術が必要になります。
治療は、一般的には、外科的に摘出します。

 

当院では、皮膚の切開はなるべく最小限にして、皮膚の下の粉瘤を摘出します。

摘出後の皮膚の縫合線を、皮膚のシワのラインに沿う形にすることによって、なるべく傷跡が目立たなくなるよう配慮します。

 

縫合は、埋没縫合を行い、皮膚の表面はテープ固定並びに医療用接着剤を使用しますので、その場合は、後日の抜糸は必要ありません。

(皮膚表面を非吸収糸にて縫合処置をした場合は、約1週間後に抜糸が必要になります。)

 

摘出した標本は、悪性細胞がないかの確認をするために病理検査に提出します。結果には、1週間程度要します。

 

くり抜き法(へそ抜き法)は、皮膚の表面開口部に小さい穴をあけて、その部分より皮膚の表面と袋状の構造物を一緒に摘出する方法です。癒着があった場合には完全摘出ができない可能性と、完全に傷がふさがるには約2〜3週間程度かかります。

 

当院では、状況に応じて、くり抜き法もおこなっております。

 

術後は、鎮痛剤を処方します。場合によっては、抗生剤の内服薬を数日分処方することもあります。

 

 

 

> 粉瘤の手術について
> 炎症性粉瘤(粉瘤が腫れた場合)
> 足のむくみ だるさ

 

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