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ADHDなどの発達障害は、
ドーパミンやノルアドレナリンという脳の伝達物質の不安定さ
が関与してると考えられています。
現在、ADHDに対して保険適応となっている内服薬は、
主に、ドーパミンやノルアドレナリンといった伝達物質の効果を
脳内で増強させることを狙っています。
しかし、オーソモレキュラー栄養療法では、別のアプローチにて治療をおこないます。
下の図のように、ドーパミンやノルアドレナリンは、蛋白質からできています。
大前提として、摂取する蛋白質の量が少なければ、ドーパミンやノルアドレナリン
は十分量にはなりません。
では、ただ単に蛋白質を摂取すれば、問題解決になるのでしょうか。
ドーパミンやノルアドレナリンは、
体内にあるビタミンB群や鉄の働きの手助けがあってつくられます。
つまり、蛋白質やビタミンB群、鉄が体内に十分な量がなければ、
ドーパミンやノルアドレナリンはつくれないということになります。
そのため、まずは血液検査を行って、体内の蛋白質やビタミンB群、鉄の量を確認します。
ADHDなどの発達障害があって、体内のビタミンB群や鉄の量が少なければ、
良質で吸収率の高いビタミンB群や鉄をサプリメントで摂取すれば、
ドーパミンやノルアドレナリンの量を増やすことが期待できます。
※当院では、一般診療は2階で行っておりますが、3階にも第2診察室があります。
ご希望の方は、そちらで診察・採血をおこなうことも可能です。
どうぞお気軽にご連絡ください。
© 医療法人花乃羅会 ふじもとクリニック