ご予約はこちら

ふじもとクリニック

  • 〒814-0012 福岡市早良区昭代3丁目5-20
  • 092-407-0970

ブログ

Blog

ふじもとクリニック

エピペン(アドレナリン自己注射薬)

「アドレナリン自己注射薬」は、医師の治療をうけるまでの間、アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤です。
あくまで補助治療剤なので、アナフィラキシーを根本的に治療するものではありません。
アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質(アレルゲン)に接触したり、体内に摂取された後、数分から数十分以内のごく短時間のうちに、全身に出現する激しい急性のアレルギー反応のことです。
アナフィラキシーは、血圧が低下し、意識障害などのショック症状(アナフィラキシーショック)を引き起こし、命を脅かす危険な状態になってしまうこともありえます。

 

「アドレナリン自己注射薬」が推奨される場合」

 

① アナフィラキシーの既往がある

② アナフィラキシーを発現する危険性が高い

(原因抗原の特異的IgE値が強陽性、コントロールできていない気管支喘息の合併など)

③ 医師が必要と判断した場合

(患者や保護者の希望、旅行など)

 

 

「アドレナリン自己注射薬」使用のタイミング

 

○消化器症状

・繰り返し吐き続ける

・がまんできないおなかの痛み

 

○呼吸器症状

・不規則喉や胸がしめつけられる

・声がかすれる

・犬が吠えるような咳

・持続する咳

・ゼーゼーする呼吸

・息がしにくい

 

○全身症状

・唇や爪が青白い

・脈が触れにくい・不規則

・意識がもうろう

・ぐったりしている

・尿や便をもらす

 

また、当院ではアレルギー検査も可能です。一回の採血で、39種類のアレルギーの検査が可能です。

pagetop

© 医療法人花乃羅会 ふじもとクリニック